ユニークな演奏と世界観!葉加瀬節満載の「VIOLINISM」
こんにちは彳亍です.
今日は風の強い日でした.海が近いのも相まって周辺では磯の香りが漂っています(*‘ω‘ *)
今までクラシックに絞って発信してきましたが,今回から少し趣向を変えてみようと思います.
暗めの色が多いイメージの葉加瀬太郎のCDですが,客席の真紅の色が映える魅力的なジャケットですね.
このCDを探してビックリしましたが,発売日は2002年.ジブンがよく聞いているCDですが,14年も前のアルバムだったとは...焦
ちなみに今回紹介しているCDはVIOLINISMの第二弾となります.よかったら「VIOLINISM Ⅰ」の方もどうぞ!
- アーティスト: 葉加瀬太郎,STEVIE WONDER,MARCOS VALLE
- 出版社/メーカー: プライエイド
- 発売日: 2000/09/01
- メディア: CD
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「クラシック」と「現代音楽」,両方の顔を併せ持つ葉加瀬太郎
葉加瀬太郎の曲の中で一番有名なのはやっぱりテレビ番組でも使われている「情熱大陸」でしょうか?小松亮太のバンドネオンとの掛け合いがいい感じのロックな演奏になっていますね.
このCDのラインナップを見てみるとWild StalionsやKirishima などの独自の曲はもちろん,ハンガリー狂詩曲第2番やトリッチ・トラッチ・ポルカなど,クラシック曲も点在しています.
また一番最初のSally Garden Set はアイルランド民謡だったと思います.
バイオリン曲にすると哀愁漂う感じのまったりとした演奏になっていていいですね!
クラシックと現代音楽はかけ離れたジャンルにも思えますが,この垣根をこえた演奏ができるのが葉加瀬太郎の魅力と言っていいかもしれません.
全てが「葉加瀬色」に変わる!ジャンルの垣根をこえた演奏
ラインナップにクラシックもあると言いましたが,この名曲たちもただの演奏ではありません!
クラッシック音楽も葉加瀬太郎の手にかかれば,たちまちポップやロックな感じに変わってしまいます!
もとのメロディーの良さも活かしつつ,一風変わったカッコイイ演奏になってしまうのが彼の編曲のすごいところですね.
チャルダッシュは原曲よりもより疾走感があってスリルがあり,ハンガリー狂詩曲はより荘厳に,かつ転調後はより軽快に変化します.
何度聴いても全然飽きないですね!笑
「ひばり」とタイトルのついた曲では,途中でバイオリンの音を活かしてまるでひばりが鳴いているような感覚を覚えてしまいます(*´ω`)
終わりに
葉加瀬太郎のバイオリン演奏はかなりエネルギッシュというか,人によっては「荒れているのでは」と感じるかもしれません.
でも彼の編曲は,その演奏と見事なまでにマッチしていると思います!
時には切なく,時にはスリルのある疾走するバイオリン.
みなさんも葉加瀬ワールドを是非「体感」してみてください!
今回はこんなところで.ではでは(^_^)/