懐メロがたくさん!古川展生の魅惑のチェロ「I Love You」
こんにちは,彳亍ですm(_ _)m
台風がまるで順番待ちしてるんじゃないかというくらい頻繁にやってきますね.
このラッシュがおさまることを祈るばかりです笑
秋になって,なんとなくセンチメンタルな気分に浸る今日この頃.
そんな時にはチェロの音色なんていかがでしょう?
古川展生といえば,日本を代表するチェリストであり,その実力は折り紙付き.
別の記事で紹介したサイトウ・キネン・オーケストラの一員でもあります.
チェロの演奏では,このようなポップミュージックからクラシックに至るまで,幅広いジャンルを手掛けています.
チェロの音色の心地よさのヒミツ
チェロの音域は,ヴァイオリンやヴィオラの高めの音域から1オクターブ程低く,またコントラバスよりも少し高めの音域となっていますね.
チェロの音色は人間の声に最も近い楽器と言われています.
チェロによって奏でられる音色自体が人の声のように温かみを持っている感覚になります.
チェロの音域による響きは他の楽器にはない,人の心を掴む力があるわけですね!
美しいチェロで奏でられる80,90年代ミュージック
ラインナップを見てみると思わず懐かしい!と思ってしまう曲ばかりです!
アーティストは尾崎豊やサザン,スピッツ,ドリカム,山崎まさよしなど多岐にわたっていますね.ジブンも少しばかり世代ですので,ついつい何度も聴いてしまいます笑
これらの懐かしい曲も,チェロによる演奏では様変わりします.
特にこの中で印象的だったのは久保田利伸の名曲,「La-La-La Love Song」でしょうか.
原曲の高めの歌声に対してチェロのこの音程による演奏がとても新鮮です.
また冒頭で,ピッツィカートによってクールに始まるのも良い.全体を通してかなりシブめの大人な演奏になっています笑
また井上陽水の「少年時代」もどこかセンチメンタルな演奏で素晴らしい.
チェロに限らず弦楽器全般に言えることですが,ピアノと違ってピンポイントでその音に飛ぶのではなく,ほんの少しずれた位置からある音へと届くその一連の音の変化が魅力的だと思います.
弦楽器の不安定さは,逆にその魅力を引き立たせていますね!
終わりに
今回紹介した懐メロに限らず,ジブリやディズニーなどの音楽も,チェロでカバーすると一段とオトナでシブい演奏にたちまち変化してしまいます.
また奏者である古川さん自身も少しシブめな印象ですね!笑
人間の声の温かみを持つチェロの演奏,ふと感傷的になった時に聴くと,涙が出るくらいに切ない演奏になりますよ.
皆さんもぜひ一度チェロの音色に聞惚れてみてはいかがでしょう?
今回はこんなところで.ではでは(^_^)/