のほほんとピアノ奮闘記vol.2 ラヴェル「亡き王女」を”知る”
こんにちは,彳亍です('◇')ゞ
「のほほん」と「奮闘」は並ばない気がしますが...笑
先日から譜読みを始めた亡き王女,とりあえず一通りの譜読みを終えました!
譜読みがあまり得意ではないので,どうやら割と時間がかかってしまったようです.
ジブンはいつも譜読みの際,とりあえず細かいことは気にせずにパラパラ~っと初見気味にまず弾いてみて,だんだんと細かいところから固めていくのですが,これが効率がいいかはどうかは分かりません...
最初から地道に丁寧にやっていく,という方ももしかしたらいらっしゃるのでしょうか?
もしよければ皆さんの譜読み法,ご教授下さい笑
ある程度弾けるようになって来たら,やっぱり音の強弱も含めて,表現の方にも力を入れたくなりますよね.
そのためには,アナリーゼとまでは行きませんが,その曲に関するイメージのようなものがあるとより分かりやすい感じがします.
そこでこの曲について色々調べてみました(ほぼネット参照ですが笑)
調べてみて最初にたどり着いたのがこちらの一枚の絵
http://nps.sakura.ne.jp/sf/art/Velazquez.htmlより引用
ディエゴ・ベラスケスの「マルガリータ王女」という作品です.
ラヴェルはルーブル美術館でこの肖像画からインスピレーションを受けてこの曲を手掛けたという説があります.
「パヴァーヌ」は16世紀に流行した宮廷の舞踏ですが,曲のゆったりとした感じとこの品の良いきらびやかな絵がマッチしていてとてもいいイメージですね.
「亡き王女」という言葉が使われていますが,特にある王女がなくなってしまってその追悼で作った,というわけではなかったんですね~
ラヴェルやドビュッシーなどは特にそうですが,絵画と音楽は切っても切れない関係にある感じがしますね.
こうやって絵画や情景を思い浮かべながら演奏すると,心なしか表現の幅も広がっている気になります.
完成まではまだまだかかりそうですが,ラヴェルの綺麗な和音や旋律を味わいながら楽しんで弾いていきたいですね!
今回はこんなところで.ではでは(^_^)/