不安で眠れない夜に聴きたいピアノ曲5選
どうも,彳亍です(*´з`)
皆さん,最近はよく眠れてますか?
次の日に大事なイベントがあったり,何かの締切に追われていたりすると,どうしてもその日は不安で眠れなくなっちゃいますよね.
人によっていろんな解決策がありそうですが,ジブンは音楽を,特にテンポのゆっくり目な曲を聴くことにしています.
そこで今回は,聴くとたちまちリラックスして快眠できそうなピアノ曲をまとめてみました!
「夢」 ドビュッシー
リラックスできる曲は,当然テンポがゆっくりめなものが多いです.
ドビュッシーはとにかく一つ一つの和音の響きがとても美しい.
冒頭の部分のメロディは,なんだか夢の世界へほわんほわんと引き込まれていくようなイメージですね.
有名な曲なので弾きつくされているかもしれませんが,この曲はピアニスト羽田健太郎の優しいピアノで是非聴いてほしいです...
静かで繊細であり,時には少し情熱的なこの曲は,不安でハラハラしている時に聴くと,鼓動もこのテンポに合わせてゆっくりと落ち着いていく感じがします.
「ジムノペディ第1番」 サティ
先ほどのドビュッシーはテンポがゆっくりですが,こちらのジムノペディはもっとゆったりしています笑
聴いていると,まるで時間の流れがゆっくりになっている感じがしますね.
最初から最後まで,左手の一定のペースが心地良い.
眠れない夜に限らず,朝昼夜いつ聴いてもリラックスして眠気を誘ってしまいそう...
「ゴールドベルク変奏曲」より「アリア」 バッハ
Silent Tone Record/バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988/グレン・グールド/独CBS:D 37779/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード
バッハのリラックスピアノ曲と言えばゴールドベルク.
ゴールドベルクと言えばグレン・グールド!!笑
こうして見てみると,リラックスできる曲は一定のリズムでゆったり,という曲が多めですね.
やっぱり自分の体の心拍数というか,呼吸がそのテンポに合わさるためでしょうか.
グールドのアリアは,ちょっとでも風が吹くとたちまち消えてしまいそうな蝋燭のようにとてつもなくか弱く,それでいて存在感のある演奏です.
途中でグールドのハミングが入ってくるのも彼の演奏を聴く醍醐味ですね笑
ロマンティックにうたいあげながら,まるで機械のようにきっちりとしたテンポで演奏するゴールドベルクはまさに彼の真骨頂です!
「子守歌作品57」 ショパン
ショパン 子守歌 Chopin Berceuse Op. 57 Vladimir Ashkenazy
4つ目にはショパンの子守歌を.
こちらも終始ゆったりとした,優しさの溢れるメロディですね!
高めの音域を用いているのがまたさらに良い.
途中で展開される右手のメロディの細々とした感じは,聴いていてたちまち眠くなってしまいそうな魔法にかかります.
難易度もショパンの中では難しくなさそうなので,単に聴くだけでなく,実際に演奏していてもリラックス効果が望めそうですね.
「悲愴」から第2楽章 ベートーベン
最後はベートーベンの悲愴で.
のだめカンタービレの影響もあって,この曲を知っている人も多いのでは?
昔からの勝手なイメージですが,ベートーベンの曲って,派手だったり情熱的なものばかりだと思っていた時期がありました.
それでこの悲愴の第2楽章の優しいメロディを聴いたときは驚き,感動しました.
よくこんな優しい旋律を思いつくなぁと,聴きながら毎度泣きそうになってしまいます.
ゆっくりとして優しく,ちょっと切ないこの曲は,何度聴いてもセンチメンタルな気分になれます.
終わりに
こうしていろんなピアノ曲を聴いていると,音楽の力ってすごいなぁと感じますね.
不安を和らげることができたり,うれしさを倍増することが出来たり.
この曲以外にも,聴くとリラックスできる曲はまだまだたくさんあります.
皆さんもちょっと癒しがほしいな...と思ったときはぜひ一度聴いてみてくださいね!
今回はこんなところで.ではでは(^_^)/